2023/03/08 16:39
子どものおねしょ(夜尿症)でお悩みのお母さん、お父さん。
おねしょパンツを検討はしているけれど、どれを選べばいいのか迷ってしまう…
そこで今回は、おねしょパンツの選び方や注意点についてお伝えし、少しでもお役立ていただければと思っています。
【目次】
■[基準その1]少し気になる程度なら少な目を
■[基準その2]身長を目安にする
■サイズは身長やウエストで選んではいけない?
■おねしょの量を減らすには?
■寝冷えの対策にご注意を
■二重の対策
■[基準その1]少し気になる程度なら少な目を
お子さまのパンツに少し染みがついていたり、ちょっとした漏れがないか心配だなと感じるようでしたら、吸水量は8ccや30ccのおねしょパンツがオススメです。
■[基準その2]身長を目安にする
どれくらいの量のおねしょをしているかわからない場合などには、お子さまの身長を目安にするのがオススメです。
おねしょの量はお子さまの成長に比例して多くなってきます。
これは身体の成長に伴って尿をためておく膀胱も大きくなってくるからです。
そこでお子さまの身長を目安にし、どの吸水量のおねしょパンツが最適なのかをチェックしていただくのがよろしいかと思います。
・身長が110~130cmくらいのお子さまですと、100ccのおねしょパンツを
・身長が130~150cmくらいのお子さまですと、200ccのおねしょパンツを
・身長が160cm以上のお子さまですと、300cc以上のおねしょパンツを
お子さまによって膀胱の成長度合いもそれぞれなので、あくまで目安にされるのが良いかと思います。
■[Step2]6回深呼吸をする
アンガーマネジメントのテクニック「6秒ルール」というのがあります。
これは怒りが生じた(感じた)ときから、その怒りのピークが6秒だと言われています。
そうです、この6秒を乗り切れば衝動的に怒ったりしてお子さまの自尊心を傷つけたりせずに済むでしょう。
「イライラ(怒り)を感じた6回深呼吸する」ことで、この6秒間を切り抜けましょう。
■サイズは身長やウエストで選んではいけない?
吸水量が多いおねしょパンツにはセパレート(吊り)型のパンツのものが多く、このセパレート型の場合は外パンツと保水部分の中パンツがわかれた構造になっており
この中パンツの「足ぐり」部分をピッタリサイズにすることが、漏れの防ぎぐあいを左右するポイントになってきます。
身長やウエストのサイズだけではなく「足ぐり」部分をゆるくなり過ぎず、きつくならないようなサイズのものを選んであげてください。
■おねしょの量を減らすには?
おねしょはしてしまうものなので仕方のないことなのですが、事前におねしょの量を減らす行動を心がければ
おねしょでシーツやお布団まで濡らすことを防ぐ可能性を高めることができます。
・水分を取る量が多くないかなどをみておく
・寝る前の水分量に気を付ける
・寝る前にはトイレにいかせる
■おねしょをしてしまった子どもの背景を考える
「なんでおねしょしたの?」「もーこんな朝の忙しいときに」こんな感情がでてきたら、子どものおねしょをしてしまった背景を考えると、その気持ちも抑えることができるかもしれません。
子どもがおねしょをしてしまった要因は、『寝る前に水分を多くとっていた』とか『新学期で精神的に不安や疲れが出ていた』など、見た目ではとらえづらい事が要因だったかもしれません。
そもそも「子ども自身もおねしょはしたくない」のです。
子どもに怒ってしまう前に、少し想像するのもいいのではないでしょうか。
■寝冷えの対策にご注意を
お子さまの寝冷えの対策などで、パンツに肌着のシャツを入れる方もいらっしゃるかと思いますが、おねしょパンツに関しては「漏れの原因」となってしまう可能性があります。
シャツを中に入れることにより、隙間やシャツを伝って漏れてしまう場合があります。
お子さまの寝冷えの対策には別に腹巻などをオススメいたします。
いかがでしたでしょうか。
パンツといってもおねしょパンツは普通のパンツとは異なり、目安にする箇所やサイズを合わせるところなどが少し違っていたかと思います。
おねしょによるモレを防ぎ、おねしょによるストレスを少しでも軽減し、快適な毎日をお過ごしください。