おねしょパンツ 尿漏れパンツのお店 | しあわせ肌着研究所 メイフィール

2020/12/04 11:32



しあわせ肌着研究所メイフィールでは、みなさまの快適な生活のお手伝いをするため「失禁」と向き合うための研究をしております。
「失禁」の不安に立ち向かう、または取り除くことで、しあわせな日々をみなさまにお送りしたい。そのために様々な機能を持った肌着制作に取り組んでいます。

しかし、そもそもこの「失禁」とはどういった状態のことなのでしょうか?
この仕組みについて理解を深めることで「失禁」への立ち向かい方も変わってくると思います。


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■失禁とは?

失禁とは、不随意に尿や便をもらす状態をいいます。尿をもらすものを尿失禁、便をもらすものを大便失禁です。
私たちメイフィールが研究している尿失禁=「尿もれ」は、自分が排尿したいという意志がなくても勝手に尿がもれてしまう症状をいいます。

では、どうしてこのような症状が起きるのでしょうか?
そもそも私たちの体には「泌尿器」という、排泄するはたらきをになう器官があります。泌尿器には、体内を巡った血液をろ過し、尿をつくる「腎臓」、つくられた尿を膀胱へ送る「尿管」、尿を蓄えておく「膀胱」、膀胱にたまった尿を外に出す「尿道」があり、それぞれがうまくはたらき合って、排尿のシステムを機能させています。
このシステムが正常にはたらいている時、私たちは特に意識することなく排尿ができています。これは膀胱の筋肉と尿道の筋肉の「緩む」と「締まる」の動きが、自律神経のはたらきで絶妙にコントロールされているからなのです。
ところがこのシステムがなんらかの理由でうまく作動しなくなったとき、尿もれが起こってしまいます。



■排尿の仕組み

先ほど出てきた自律神経には、緊張しているときにはたらく交感神経と、リラックスしているときにはたらく副交感神経があります。
膀胱に尿がたまっているときは、主に交感神経がはたらき、膀胱の筋肉は緩んで尿を蓄え、反対に尿道の筋肉は締まり尿が漏れるのを防ぎます。尿が150ミリリットルほどたまると、膀胱から脊髄の神経を通して「たまったよ」という信号が脳に送られ、「尿意」を感じます。しかし尿のたまり方が限界になるまでは、大脳が「まだ出してはだめ」という信号を膀胱へ送るため、私たちは排尿をがまんすることができます。
そしてトイレへ行き尿を出そうと思うとき、脳が「出してよい」という信号を送ります。ここでは副交感神経が主にはたらき、尿道の筋肉がゆるみ、反対に膀胱の筋肉は締まって尿を押し出し、尿が排出されるのです。
健康な成人では、1回の排尿量は300ミリリットルほどで、約30秒で膀胱が空っぽになるのが普通です。


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尿もれと一口にいっても原因や症状により細分化されており、それぞれの失禁症状に合った対策・対処方法があります。
まずは自分の症状がどういったものかを把握することが大切です。


また尿のトラブルを抱えながらも「恥ずかしいから」と我慢している人も少なくありません。少々の尿もれや頻尿は中年からの自然な現象ではありますが、病気が原因で引き起こされる場合もあります。尿もれ・頻尿の原因を見きわめ、早期に症状に応じた対策を行うことが、生活の質の向上に役立ちます。